パラオ旅行記

9月15日16日17日18日19日20日

2日目(9/16)。

本日は「カヤック&ジェリィフィッシュレイクツアー」 by IMPACです。

睡眠時間は短いものの何とか起きて朝食を。パラオは日本と時差なし。
窓からは海が見えます。小さな島の浮いた湾。ロックアイランドのような風景。いい感じです。
ホテルは漢字ばっかり。どうも中国(台湾?)系のホテルのよう。レストランも中国料理のお店っぽい。朝食も中華寄り。それなりにおいしいんですが、米が日本の物とは違い、寿司(巻き寿司)になってるとちょーっと・・・・・・。一人だけ白人と思われる人がお食事されてましたが、それ以外はたぶん同じようなツアーの日本人じゃないかなと思います。

天気は雨。どんより雲。
ホテルでは海へ行くためのタオルをレンタルしてくれました。結局毎日それを借りていたので、持って行ったタオルは使わず終い。有りがたいですね。全部のホテルかはわからないけれど、同じようにタオルを貸してくれるホテルはありそうです(ツアーでそれらしいのを持っている人がいました)。

ほとんどのツアーがそうでしたが、朝、ホテルまで迎えに来てくれます。今回は8:45ロビー集合。日焼けして素敵な日本人男性(ヒデキさん)がお迎えでした。高杉亘さんに似てるなぁと私は思ったんですが、帰ってきてネットで調べるまで名前が出てこなくって、同行者に確認取れてないんですよね。私は似てると思いました。
ホテルはコロールの真ん中くらいにあるんですが、ツアーのショップは大体島の端にあり、10〜15分くらいは車です。道の舗装状態はあまり良くなく、場所によっては大きな水溜りができていて、車も迂回していきます。
お店について受付して、お金を払って。この日がパラオ最初のロックアイランド行きだったので許可証も購入。「Rock Island and Diving Permit」というのが正式名称。15ドル(USドル)で購入。15日間有効。シュノーケルとマスクとフィンは無料で貸してもらえます。ボートでは風が凄い&雨なのでカッパも無料貸し出しでした。
この会社が企画しているいろんツアーのお客さんがほとんど集まっているので凄い人。
で案内に従ってそれぞれボートに乗って出発。私達のツアーはそのままヒデキさんが引率。あとボートの運転とか補助に現地の人が2名ほど。

カッパは借りましたが、事前にボートコートなんかの用意をした方が良いとは聞いていました。でも具体的に想像が出来てなかったので、適当に考えていたんですよ。
・・・・・・甘かった。
ボートは凄いスピードで走行します。晴れてれば風だけを考えれば良いのでちょっとした上着で問題ないと思いますが、雨(スコール)降られるときっつい! 長さがあって、前が閉じられるちゃんとしたカッパとか何かしっかりしたの着ないと結局びしょぬれになります。
あとコロール島からロックアイランドまでは結構な距離があり、ボートで風に吹かれる時間は結構なものになりますので、用意は重要。カッパ来てても結局は濡れちゃいました(水着の上に濡れても良い格好をしているとは言ってもねぇ)。

milky way photoまずミルキィウェイへ。ついた頃には雨は上がってて、ちょっと日差しも出始めていました。
ここは潮の流れで泥状の石灰成分が海底に沈殿。綺麗なクリーム色の緑(こんな→)をした海です。この泥、美容に良いらしく、美白効果もあるんだとか。実際に日本のどこぞの大学が調べて「効果あり」と出たそうです。学校名聞いたけど忘れちゃった。
まずヒデキさんが飛び込んで底から泥を掬ってきてくれます。それをバケツにいれてみんなで塗りたくり。顔も髪も体はもちろん、足も背中も塗りまくり。誰が誰だかわかりません。泥の中にちっさい蟹がいたり。蟹も白いです。
その後泥が乾くまで待って、海に飛び込んで洗い流します。水にも微粒子が浮いてるので目をあけない方が良いとのこと。マスクしてもやっぱ濁ってて全然底が見えませんでした。しばらくそのまま皆泳いで十分洗い流して次へ。

カヤックの島の木またしばらくボートで運ばれて小さな島の小さなビーチに到着。奥の方にカヤックが置いてあり、それを引っ張り出してきてカヤックの漕ぎ方を習います。以前石垣島でも乗ったことあるけど忘れてるなぁ。パドルの持ち方やって漕ぎ方やって。「OK?」「OK!」ってな感じです。
2人乗りだったので割り振りして漕ぎ出します。しばらく周辺で練習して、ヒデキさんのカヤックに寄せて止まりましょうって言われたけど横付けできませんでした。

でカヤック開始。この頃には少しずつ晴れ始め、こぎ始めたころには日差しもジリジリでした。
ゆっくりと漕ぎながら、小さい島々の間を進みます。小さい岩のような島々の間を進むので水深も割りと浅めで、海中にはほとんど何らかの珊瑚があります。小さい魚はいっぱい。途中、パラオの国鳥ビーブの声を聞きながら説明を聞いたり、国花パラオクチナシモドキを見たり。食虫植物のウツボカヅラとかもいました。あとレモンイエローの石と貨幣の話とか。サンゴの石灰岩の中に黄色い石があって、それで石の貨幣を作っていた、とか。石の名前忘れちゃったなぁ。

普通のタコクラゲ天然のアーチの向こう側、満ち潮になると塞がれて入れないちょっとした湾というか湖? みたいな所に入ってみたり(タコクラゲがいました)。ウミヘビみたいな青い細長いのが海中をしゅるしゅるっと泳いでいたり。
途中浅瀬でカヤック降りたりもしたんですが・・・。乗るのに失敗して転覆。同乗者はデジカメだったのでかなり危険でした(一応濡れなかったらしいけど)。ごめんよ〜〜〜〜〜。
んでぐるーっと回って違う島に到着。そこでカヤックを降りて再びボートに。

次はお昼ご飯の為に島へ。島の名前はちょっとわかんなかったんだけど(たぶんオモカン島?)他にもツアーのグループがいて、日本人しか見えませんでした。この頃にはまたちょっと曇り気味。
お弁当は地元の日本料理店がつくっているらしい、日本食のお弁当でした(梅干し日の丸ご飯とか煮物)。
そこで少しシュノーケリングをヒデキさんに習います。ほんとに基本的な話。マスクのつけ方。あとはマスクに水が入ったら水面で外して水を出すとか、シュノーケルに入ったら「フッ!」と吐くか水面で逆さにして出すとか。そんな感じ。ちょっとシュノーケリングしたけど、浜の近くだけだったのであまり生き物は見られず。草原のように海藻が生えていました。

昼食後はまたボードに揺られてジェリーフィッシュレイクへ。
注意点を幾つか説明されます。

あと「食べない!
ええっ!って思ったら、以前台湾だかの人が食べたらしいです。びっくりですネェ。

ボートがついた桟橋から見えるのははっきり言って山。3点セット+ライフジャケット持って山登りです。それも普通の山じゃなくて岩山? 崖? かなりキッツイ!
昇って降りてやっと湖が見えます。そこにもちっさい桟橋が。工事をするって言うのはどっちの桟橋だろう。ここで3点セット+ライフジャケットを装着して湖へ入ります。桟橋付近はまだ海月いないので、ドボン!

ここは海水湖らしく、以前は海だったのが島の隆起で隔離されたようです。でうまいこと外敵なしの状態で隔離されたので、ここのタコクラゲは独自に進化し、元々持ってた毒もなくし光合成をする(そういう生物と共生している)、との事。だからエサはいらないし、日光を求めて水面にやってくるそうです。
桟橋からしばらく泳いで行くと、もーうようよ。いるわいるわ。少し減っているらしいんですが、それでも結構いました。んでも以前NHKで見たのよりは確かに少ないかなぁ。ジェリフィッシュレイクのタコクラゲ
しばらくそこで遊泳です。
他にも魚とか水くらげもいるんですが、ほっとんどがタコクラゲでした。大きいので両手で持てるくらいかな。ちっさいのは1cmくらい。ちっさかったです。本当にフィンキック一発でぐちゃぐちゃになりそう。チャレンジャーは潜ってましたが、あまりバタバタできないんで難しいようでした。
結構長い間漂って戻ります。
ボートまで、また山越えです・・・。

その後またしばらく移動して外洋というか、ロックアイランドのどれか、島の近くの珊瑚礁の上でシュノーケリングです。潮の流れがあるので気をつけて、とのこと。
ちょっと行くとすぐ深くなってはいるんですが、サンゴは結構広い範囲で広がっていて、カラフルな魚が一杯です。魚
男の子が島に上陸しようとしたみたいですが、ヒデキさんから注意が。上陸は基本的に禁止。見つかったら怒られるようです。
ヒデキさんはちょうどちょっと深くなる辺りで漂って皆を見ていました。腕組んで地上だったら仁王立ちのようなポーズ。そう言えば船の上でもこのポーズだったなぁ。巣潜りもできるみたいで潜ってましたね。

珊瑚ちょっと雨が降ってきましたが、どうせ水の中だしあまり気にはなりません。結構な時間泳いで撤収です。
ボートの上で体を拭いているとが!
綺麗でした。海だしちゃんと両端が見えてました。しかし残念ながらカメラは使い切っていたので写真は撮れず。はぁマジでもっと持ってくるんだったよぉ。

で、ツアーは終了。ショップへ帰ります。
ヒデキさんが「ぜひパラオの素晴らしさを帰ったら人に伝えてください」って言ってたけど、もしかして観光客減ってるのかなぁ。観光が主産業な感じに思えるから、観光客が来ないとダメージかも。
途中、ツインパームの島とかを見ながらまた長時間ボートに揺られます。コロールに近づいてきたかなぁと言う頃に、夕方で日も落ちてきていたせいもあってかスコール!! キャプテンが出きる限り避けてくれたようですが避けきれる筈もなく。折角拭いた体も雨でびしょ濡れ。うう。
でお店で再度体を拭くハメに。
ショップではヒデキさんが「うちで作ってる本当のメイドインパラオのクッキーです」と言ってサンプルを置いてくれました(IMPAC製)。おいしかった。でもお金持ってきてなかったから買えず。
お店にはなぜか猿が飼われてて覗きに行ったんですが、ストレスなのかグルグルしてて、時々飛びかかってきます。ちょっと怖いかなぁ。
で、ホテル毎にバスで送ってもらって帰ります。
バスから街を眺めてどんなお店があるのかなーと物色。

帰ってきたら明日の体験ダイビングのお店からの手紙が来てました。集合時間とかの詳細と申込書。
その後で電話もあって、体のサイズとかも聞かれました。この時にお店の人が写真を取ってくれてCDに焼いてくれるサービスもあるんだけど? と言われて、でも即決できなくて保留にしてしまったんですが、お願いしておけば良かった。

で、シャワー浴びてくつろいで〜〜〜ってしてるともういい時間です。
夜は外に食べに行くつもりだったんですが、なーんか疲れててホテルのレストランにしました。
朝食バイキングのお店。
地元のバンド? と思われる人たちのライブもやってましたが、中国語〜英語でよーわらかんかった。1曲だけ「The Corrs」の「What can I do」をやってくれて、アレンジが凄かったけどそれだけはわかったんで拍手しちゃいました。バンドの家族と思しき人達が来てましたけど、食事は取ってなかったなぁ。
料理はコースで頼んだんですが、量がすっごい! あと味付けも微妙。おいしいのはおいしいんだけど微妙。中国系の人には問題のない味なのかもしれないけれど、日本食化した中華料理に慣れた舌にはなんだか微妙な味でした。刺身は解凍した身っぽくてパサパサだったし。エビチリの海老はプリプリだったんだけど日本で食べるチリソースじゃなかった。
兎に角量がすごくて申し訳ないんですが残しちゃいました。ごめんなさい。

明日は体験ダイビングで集合も早いのでさっさと就寝です。

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2006-10-19
Miya