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Italia旅行紀

ヴェローナ Verona。09/26

手前の橋も古いものだそうでヴェローナは歴史のある古い街でロミオとジュリエットの舞台になったという街です。
石で作られた橋や建物が全部もう何百年、何千年というスパンで建っていると言われてもピンとは来ません。数十年も数百年もいっしょと言った程度しか認識できないんですね。ローマ時代の橋が現役、と言われるとびっくりしますが、パッと見ても時代とかが実感を持って迫ってこないのが悲しい。

ロメオの家??

廟教会街外れでバスを降りて徒歩で散策。途中建物の建築様式の話ともしつつ、まずスカラ家の廟(Arche Scaligere)へ。尖った尖塔が沢山あって、ゴシック様式のようです。彫刻とかがあるんだけど細かいというか丁寧というかきれいです。教会が隣接していて、この教会のファサードもきれい。

それを過ぎるとすぐシニョーリ広場(Piazza dei Signori)。古い建物に囲まれた広場で、スカラ家の邸宅やラジョーネ宮とかのようです。手前の回廊が有名らしいこちらが今の行政機間のよう
ここの建物の反対側に堀みたいになっている所があって、そこはローマ時代の道、そのままの石畳だそうです。ローマ時代。世界史取らんかったから良く分からんけど古いよね。「総ての道はローマに通ず」の道ですね、とは南さん。

時計塔次の広場はエルベ広場です(Pza. d. Erbe)。ブロック1個分くらいしか離れてないです。ここでは小さな屋台がいっぱい出ていました。ちょっとだけフリータイムとなったので、出店を見てまわってイチゴを購入。ここでもサッカーのユニフォームは売られてましたね。その後プラプラしながらクリームを挟んだパンみたいなものを購入。甘いけど美味しかったです。エルベ広場

バルコニそれからジュリエットの家へ。イタリア語ではジュリエッタの家(Casa di Giulietta)になるんですかね。通りからはちょっとトンネルみたいになった奥に小さい庭があります。そこにバルコニーがあって、バルコニーの下にジュリエットの像。みんなその像と写真を撮っていて、でみんなジュリエットの胸を触っていくのでもうはげて色が変わってしまってます。何か良いことがあるのかな?思ったより小さい庭でした。ロミオとジュリエットのイメージだと庭広そうなんだけどね。

アレーナその後少し歩いてアレーナ(Arena)へ。ローマ時代の円形闘技場、コロッセオのちっちゃいヤツですね。中には入れなかったんですが、夏には中で野外オペラが催されるそうです。かなりきれいな状態で残っている印象。ローマのコロッセオは外周欠けてるからかな?隣接して広場があるんですが、なぜかバグパイプの音が。イギリスのあの格好(なんて言うんだっけ、チェックの巻きスカートはいた格好)の人が演奏してました。なぜイタリアでバグパイプ?
アレーナの外壁

アレーナのある広場ヴェローナ観光はここまで、後はバスに乗って次の宿泊地へ行きます。長時間バスに揺られるのでトイレ休憩を。
チップ(50cent)の要るトイレでしたがその分きれい!これならお金払ってもいいかなーというトイレでした。そして再びバスへ。トイレ

ここで事件発生。ツアーの一人がいません
一人参加の男の子。途中まではいたはずなのに。添乗員さんと現地ガイドさんとでずーっと探し回っていますがなかなか見つかりません。目撃情報なんかも集めて探しているようですが見つかりません。他のツアー仲間とも、みんなで探そうかという話をするのですが、二次遭難の可能性もあるし、じゃ日本人団体で立っていよう!とか言ったり。途中添乗員さんがボソッと「置いてきましょうか」と言いましたが、意外と本音だろうなー。
1時間半くらい探しましたが見つからず、どうしようもないので、後は現地ガイドさんにお願いして出発しました。
南さん曰く、「昨日ウィーンへも一人で行った子なんで、自力でホテルまでたどり着けるかもしれませんし」との事。でもねー、いきなり知らない町にほっぽりだされたら辛いよね。自分だったら絶対に泣いて警察に駆け込むわーって思います。

次の宿はここから2時間くらいバスに揺られたヴェネツィアです。しかも本島ではなくリド島のホテル。

そして一人足りないまま2時間走って、橋を渡って、フェリーでリド島へ。晩御飯の後ホテルに到着。
チェックイン手続きをしているときになんと、行方不明だった男の子が登場!
すごいです。結局彼は自力で列車にのり、ヴェネチア本島までたどり着き、水上バスでリド島までたどり着き、タクシーでホテルまで来たのです。すごいすごいすごい!!

男の子だから、というのが理由になるのかわかりませんが、すごいです。自分だったら絶対にムリだろうと思うし。いやガイドブックに列車の乗り方とか書いてあるからチャレンジはするかもしれないけどさ、やっぱ自信ないよ?怖いよ?そう思うとやっぱりすごいと純粋に尊敬してしまうのでした。

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